第3回 紀伊半島(大辺路ルート)

原付でついに紀伊半島一周です!!

2003年8月9日 土曜日 天気:暴風雨のち曇

この日からの予定だった今回のロングツアー、しかし、ちょうどその日に台風10号が直撃、出発を延期せざるを得なくなった。
同日3時ごろ、今回のツアーの参加者、相方(ぺっぺ)が本部に到着、ツアー準備に取り掛かることとなった。
積載する荷物を準備し終えたところで、「おいてけTver.2」の作製に入る。用紙に印刷して、アイロンでプリントして、と
・・・あれ?・・・ぎゃ〜!せっかくプリントしたのに破れてる!!!・・・ショック。仕方ないか。とあきらめる。さて、Tシャツも完成し、準備も出来たため就寝。


2003年8月10日 日曜日 天気:快晴のち快晴

午前2時半、起床。この時点で相方が寝不足(寝れなかったらしい)。僕も眠い。
朝から出るため寒かったので、僕は防寒用にジャケットなんぞを。相方は家によって、長袖のシャツを取ってくる。この厚着が今後幸いすることになる。
午前3時半、相方の家を出て、国道1号線に乗ったところで今回のツアーは幕開けとなる。
出発してから1時間程度、僕らはある場所に到着。
そこは以前2度ほど大阪へ行った際必ず寄っていた場所で、今回の第1目的地でもある「サークルK桑名参宮通店」。
皆さんも近くを通ったときは一度立ち寄ってみてください。別に何かがあるわけでもないですけど。
国道1号線から桑名市安永で国道23号線に乗り換える。川越町を越えてさらに南下。・・・トラックが多いなぁ。
トコトコと走って行き、午前五時、「ローソン四日市みやまど店」で休憩を取り、さらにトコトコ。
四日市と鈴鹿の市境、鈴鹿川にかかる鈴鹿大橋でとても素敵な光景に・・・。


続き

さらに南下し、津市内へ入る。雲出本郷という交差点を右折すればそこは国道165号。
ここから橿原まではほぼ一本道。青山峠を越え、名張市、そして遂に二度目の県境を通過し、奈良県へ入る。


道の駅「宇陀路室生」

ここはおいてけぼり発足前の昨年5月のツーリングで立ち寄った場所である。
そこで見知らぬ人に声をかけられる。40〜50代の人だろうか、CB1300に乗っている。
「CB50かぁ、珍しいバイクに乗ってるねぇ」
・・・!!CB50について話されたことは今回が初めて。とてもうれしかった。その後、今回のツーリングの話になって、少々談笑。その後、僕らは道の駅をあとにした。
再び165号を走る。橿原を通過し、165号のバイパスを抜け・・・ってあれ?バイパス?こんな道だったかな?
どうやら166号に乗り換える場所を間違えたらしい。すばやく進路変更。暑くなったので、ここで遂においてけぼりマークお目見え。
166号に乗り換え、峠を一つ越えればそこはもう大阪府。道の駅「近つ飛鳥の里太子」で休憩、ズボンを夏仕様に履き替え、一気に大阪市内へ向かう。


大阪市内にて

大阪市内に入る。今回は朝3時に名古屋を出発したため、昼前には堺に着いた。
まずはどこへ行くか。「日本一低い山」天保山へ。何度も道を間違えながら阪神高速の下を走り、天保山に到着。
海遊館は人、人、人。昼食は海遊館の脇にある建物の中、「杵屋」といううどん屋で。
その後、天保山の山本体を探すが見つからず、荷物をコインロッカーに預けて一路難波へ。
じつは天保山は非常に近くにあったのだが、そこまで行くことなく移動してしまったのだ。
(それを知ったのは名古屋に帰り、関西の地図を見たときだった・・・。)
難波では「北極」のアイスを食べる。うまい。やはり暑い日には冷たいものがよく合う。日本橋を歩き再び天保山へ荷物をとりに行く。
その道中大阪ドームを発見。近くには人の列が。
多くの人が袋を持つ。「MIJ」・・・つまりSMAPのコンサートがあるということか。無視。
左折すると大阪ドーム南口。天保山で荷物をとり南下、一路この日の宿泊場所、岸和田にある相方の親戚の家へ。
岸和田では「たこ忠」のたこ焼き、「双月」のお好み焼きを食べ、就寝。流石に前日寝れなかった相方も瞬時に夢の世界へ。疲れてるから当然だよね・・・。


2003年8月11日 月曜日 天気:晴時々曇

二日目。朝起きて、朝食を。う〜ん、疲れが取れていない気がする。やはり枕と布団が違うからかなぁ・・・。
朝8時、相方の祖父母に見送られながら出発。岸和田から国道26号を南下、途中、阪南市で道に迷っていると・・・。
地元のおっちゃんが道を教えてくれた。さらに、帰省中のベンリィ50Sに乗っている男性が話しかけてきた。
二人と別れ、教えられた道へ。孝子峠を抜けるとそこは和歌山県。おいてけツアーとしては初めて踏み入れた領域である。
和歌山県庁を撮影し、一路白浜へ向け南下する。まだ先は長い。途中、「みかんの里」有田市をとおり、昼ごろ、御坊市に入る。ここで昼食&トイレ休憩。
白浜まではもう少し。しかし、そのもう少しが今の自分たちには長く感じた。


南紀白浜にて

ようやく白浜に到着。ひとまず目的地に着き安心する。日焼けのあとが痛い・・・。
ここに立ち寄った理由はなにも観光の目的ではない。相方の母希望の、「柚子もなか」を買いに来たのだ。
まずは売店を探すことに一苦労。買い物を終えてスタートすると人だかり。そこが白浜のメインストリートだった・・・。
ひとまず目的を果たした僕達は、さらに南下を続けるために国道42号に戻る。


海沿いを走る

紀伊半島を周る旅も中盤に入り、疲労感が結構ある。眠かったりもするわけで。
道の駅「志原海岸」で休憩。途中走行中に走行中の相方を撮った。うん、いいものが撮れた。(後で相方に怒られた。)
日は徐々に傾き、次第に夕方が近づいてくる。串本町に入った僕らは予定通り潮岬を周遊するルートにそれる。


潮岬にて

国道42号線からそれた僕らは潮岬を回る。途中潮岬灯台に訪れる。
駐車場が有料?う〜ん、どうしようか、でもトイレに行きたいので入ると、料金は要らないって。
ラッキーと思い駐車。トイレを済ませ、灯台へ・・・閉まってる。4時まで?今は・・・4時20分。駐車料金取らなかったのもこれが理由か。・・・納得。
灯台駐車場をあとにした僕らは芝生広場(地元では有名)を通り、大島へ。大島にかかる螺旋型の橋(串本大橋)を渡り、Uターンで戻る。
・・・楽しい。特に螺旋の部分が。しばらく走ると国道42号線が見えてきた。
新宮方面に折れるとすぐにサークルKがある。ここでおなかがすいていた僕らは遅めのおやつタイムに。白浜からこっち、コンビニ見なかったからなぁ・・・。


夕刻

串本町をあとにした僕らはふと同じことに気付く。・・・寒い。
Gパン+ジャケット装備に切り替える。あったかい。しかし日焼けのあとが痛い・・・。
徐々に暗くなっていく。那智勝浦町についた頃には日は沈み、舞台等で照明効果が得られる時間帯となった。
7時近く、二日目の目的地、新宮市に入り宿を探すことになった。ペンションを見つけ、通過。
しかしやはり行ってみるか、と戻りかけて民宿をみつけた。そこに入り交渉(交渉は相方が)。・・・あっさりOK。
ってか宿泊客は僕らのほかは家族連れが一組。・・・以上。寂れた民宿である。
ただし、レストラン経営をしているだけあり料理はそれなり。値段は少々張ってたけど(6300円)。
この日の夜、相方は(また)寝れなかったらしい。散歩にも行ったそうだが、その話を聴いたのは翌朝。


2003年8月12日 火曜日 天気晴れのち雨のち曇時々雨

朝8時半、民宿「ふじ」に別れを告げ、最終目的地、名古屋へ向かって出発。新宮市は朝から晴れ。
この先雨が予想されたのだが、「暑い」を理由に半袖スタート。流石にズボンはGパンで。
新熊野大橋を渡ればもうそこは三重県。ここから三重県縦断、ツアー最終日の幕開けとなる。
心地よい潮風を浴びて快走していると、・・・ポツリ・・・。雨だ。遂に降ってきたか。
強くならないうちに、と思ったが、徐々に強くなる。荷物と自分たちに雨天装備を施し再スタート。
雨は次第に強さを増す。ここから峠の連続なのに・・・、という嘆きは天には届かなかったようだ。
夏の花火大会で有名な熊野を抜け、一つ目の峠、小坂峠へ。下ったらすぐに二つ目の峠、矢ノ川(やのこ)峠。
なんか相方がついてこないなぁ。どうもエンジンが吹け上がらない様子。
しばらくだましだまし走っていると、いつの間にか尾鷲市へ。CBに給油後、隣町、海山町の道の駅でしばし休憩。
どうやら調子が悪いのはどこかの隙間からエンジン内部に水が浸入したためらしい。このあと雨が止んだ際、調子が戻った。


紀勢町 〜ミルクロードを行く〜

朝から雨が降っていたため、どこへ寄るでもなくひたすら走っていると、もう昼近くなった。
大内山村、紀勢町、大台町。この辺りは酪農の盛んな地域で、中でも「大内山牛乳」はこの地方一押しのおいしい牛乳である。
紀勢町には地元の品を扱う土産物屋がある。そこには「大内山牛乳で作るミルクアイスクリーム」が売られている。値段はなんと100円。これがまた美味い。
相方は初めて食べたが、その味に絶賛。近くによった際には一度足を運んでほしい。
で、昼食はというと、大台町のコンビニ。この辺りがなんともおいてけツアーらしくていい。


街へ

勢和村、多気町を抜け遂に松坂市にはいる。ここらあたりになると街中である。
雨は紀勢町辺りで上がっていたのでレインパンツを脱いで走っていると、再び雨が。
しかしあまり強くない。そのまま走っていると・・・ざー。・・・強い。急いでレインパンツをはく。
まったく、天気もいい加減にしてほしいものだ。なんていっていると、あっという間に津、鈴鹿、四日市、桑名を抜け、愛知県にはいる。ばんざーい。
さらに、飛島村を抜けるとそこは今回の最終目的地名古屋市。ばんざーい(走行中に実際やってます、ばんざい)。
おいてけ宅には午後5時に到着。3日間の長い長い旅はようやく終わりを告げたわけで。


(おいてけぼり会報(平成15年9月14日発行)より 一部改編)


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